第22回 小学生でも分かるお金と投資の『そもそも論』①


そもそも投資によって、なぜお金は増えるのでしょうか?

これを考える前に、

そもそも『お金』あるいは『富』とは(その性質上)増えるのが当たり前の存在である。お金は増えて当たり前。というとても大切な事実を皆様に説明する必要があります。

世の中のほとんどの人々はこの事実を全く理解できていません。世の中のお金の総量は(なんとなく漠然とでしょうが)常にほぼ変わらないと人々は誤解しています。しかしです!もしも世の中のお金や富の総量が変わらないのなら、もし誰かがお金持ちになったとしたら、その分誰かが貧乏にならないといけませんよね? お金の全体量が変わらないのだとしたら、誰かのお金が増えたなら、他の誰かのお金が減らないと計算が合いません。しかし事実は全く違います。

世の中のお金は時間の経過とともにどんどん増えていますし、増えるのが当たり前なんです。それは全世界に存在する全てのお金の総量が(今もリアルタイムで)増え続けているということです。なぜ増えるのが当たり前なのか? そのメカニズム・原理をきちんと理解しておく事はとても大切なので、分かりやすい「例え話」で次回から説明いたしましょう。特に注目して欲しい点は、登場人物(最初AさんとBさんが登場します)の間に一切の競争関係が無いことです。あるのはただ「協力関係」のみ。

お金を稼ぐこと、富を築くことに成功することは果たして「富の奪い合い」に勝利した結果なのか? この謎を分かりやすく解き明かしていきます。3日後にアップされる記事をどうぞお楽しみになさっていてください。

(文: UEDA / 挿絵:αβγ)


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