第54回 投資でお金を増やせる絶対的自信を持てる人と持てない人


人は、自分が簡単にできる事は他人も簡単にできると思いがちです。それでも時間が経つにつれ、やがて「確かに自分にとっては簡単な事だけど、他の人々にとっては(どうやら)難しい事らしい」と不承不承気づく時があります。

私にとってのそれは、まさしく『投資でお金を増やす事』でした。

正直な思いとしては、、、いやいやいやいや、おいおいおいおい、ジェレミー・シーゲル著作『株式投資』に出てくる過去220年間の超長期チャート見た? あなた視力大丈夫? グラフの見方くらい分かるよね? その上でなおかつ『投資でお金を増やすこと』に対して確信が持てないって、いったい全体どゆこと?

実際にあの超長期チャートを見た上で、にも関わらず確信が持てないとおっしゃる人がもしいたなら、、、むー。。。私には打つ手なしです。そのような人を教え、導き、救う能力は私にはありません。

極めて興味深いことに、東京大学卒みたいな国立大卒のエリート達の中ですら、そうなってしまっている(投資でお金を増やせる確信が持てない)という実例を私は知っています。知能指数は超絶高いはずなのに『愚か者であり続けること』を辞めることが出来ない人です。

こういう人は、なまじ「自分は頭が良い」という思い込みが強いから、今さら自分の考えを疑うことも覆すこともなかなか出来ないでしょう。したがって、このような考えに陥ってしまった不運なこのエリートさんが株式投資をすることは永遠に無いでしょうし、ゆえに当然将来お金持ちになれる可能性も極めて低いと思われます。

さて、そこまで重症でなくても人それぞれにグラデーションがありますね。たとえば積立投資をきちんと出来ている人々の間でも(程度の差はあるものの)お金を増やせる強い自信(確信)を持てている人と、さほど持てていない人、このようなグラデーション(あるいはマダラ模様)があるように思います。

たとえば、少し前の私のブログ記事「第43回 純資産1千万円とマイナス1千万円。あなたはどっちを選ぶ?」でAを選ぶ人は、投資によってお金を増やすことに(恐らくは)確信が持てていないのだと思います。一方で、たとえば私UEDAが全金融資産の99.8%を投資できている理由は、私が投資によってお金を増やすことに対して極めて高いレベルの確信を持てているからでしょう。

この差は、将来どれだけのスケールのお金持ちに到達できるかに、当然の事ながらダイレクトに影響します。したがって、結局この『投資でお金を増やせる』確信のレベルの高さそのものが、お金持ちマインドあるいは大富豪マインドの最も重要なキー(鍵)のひとつに違いない、と最近私は気づきました。

(文: UEDA / 挿絵:αβγ)


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