第62回 ワンルームマンション投資は最低最悪、絶対大負け確定の糞ギャンブルである!

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よく不動産投資はローリスク、ミドルリターンなどと言われます。しかしワンルームマンション投資は、ハイリスク、巨大マイナスリターン。危険極まりない(しかも)ほぼ必ず大負け確定の最低最悪の糞ギャンブルです。これが今の日本のワンルームマンション投資の偽らざる真実です。

驚くべきことに、東大医学部卒のお医者さんですら(悪徳不動産会社にカモられて)ワンルームマンションを10部屋以上持っていたりして。。。知能指数が超絶高くても『愚か者であり続けること』をやめられない人って(社会的エリート達の中にすら)ごく普通に存在します。

まぁ、お医者さんなら高年収だろうから、ワンルームマンション投資などという大馬鹿をやっていても、まだ大丈夫かもですが、これが少なめの年収の人の場合は最悪で悲惨です。もし悪く転べば、、、自己破産できればまだましです。最悪の場合、自己破産すらできずに全財産を失った上に多額の借金を一生背負い続ける事態も充分あり得るのですから。

ワンルームマンション投資の話は、多くの場合、身近な知り合いからの紹介で来るそうです。だから「よく知ってる方からの紹介だから」と信用してしまうことが多いそうです。

ワンルームマンション投資を勧誘・販売する不動産会社は、善良で無知な顧客を(本人無自覚のうちに)『詐欺師』の立場に、実に巧妙な手段で追い込みます。それは何か?

投資用不動産の購入資金の調達手段として、たとえばフラット30などの住宅ローンを組ませることです。これはれっきとした違法行為です。(厳密には銀行に対する詐欺行為)

彼ら悪徳不動産会社は、それが違法行為、詐欺行為であることは初めから百も承知です。しかしもし後々顧客がこの違法性に気づいて「なぜ投資用不動産の購入に、住宅ローンを組ませるという違法行為を私にさせたんだ!」と詰め寄ったとしても、不動産会社は「いや、それはあなた(顧客)が勝手にやったことでしょう?」とシラを切られておしまいです。契約書から何から何まで、証拠書類は全て会社側有利に、顧客側不利に仕組まれていますから、これはたとえ裁判してもまず勝てません。

今の日本は、証券投資については様々な投資家保護の仕組みが(まだまだ充分ではないにしろ)整備されています。しかし不動産投資については、ほとんど投資家保護の仕組みが存在しません。このため、限りなく詐欺行為とイコールである『投資用ワンルームマンションの販売行為』だって、現状の日本の法律では裁けないし、悪徳不動産会社(今リアルタイムでテレビのコマーシャルによく出てくる大手上場企業もあります)もほぼ野放し状態です。悲しいですが、これが2025年8月時点の今の日本の現状です。

だから皆さん!絶対に絶対に絶対に、ワンルームマンション投資に手を出してはいけません!

(文: UEDA / 挿絵:αβγ)


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