第67回 配偶者が株式投資に反対した場合、どうすべきか?

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あなたの配偶者が、株式投資をすること自体に猛反対した場合、どうしたらいいでしょうか? もちろん信用取引や FX などは私も大反対です。しかし、そういう投機的な取引ではない、最も堅実かつ最も重要な米国株インデックス(S&P500など)への積立投資に反対した場合は?ということです。

まぁ好きで結婚したわけですから、まずは時間をかけて根気よく説明して理解を得られるよう努力するしかないでしょう。

もしどんなに説明してもダメなら(どんなに説明してもダメな人っています)もし共働きなら各自の資産を完全分離したら良いでしょう。「私はあなたの資産の扱いには一切口出ししないから、あなたも私の資産運用に一切口出ししないでね」というスタンスです。

しかし、もしもそれすら不可能なら、、、

これはもう残念ですが離婚するしかないでしょう。「投資が出来ない」=「一生お金持ちになれる可能性を永久に放棄すること」であり、下手をすれば「老後に貧困化する可能性が爆上がりすること」に他ならないのですから。

この困った配偶者は、この世で一番恐ろしい『普通の人マインド』を持つ人です。

残念ながら、人はなかなか変わりません。また、高齢のご老人ならまだしも、若いにも関わらず長期積立投資の重要性が理解できないとなると、かなり頭が悪い可能性があります。

また仮に学歴が高かい( = 知能指数が高い)人だったとしても『愚か者であり続けること』を辞められない人(高学歴者にもいます)という事です。この場合この配偶者は、未来のお子様に『普通の人マインド』、はっきり言うと『貧乏人マインド』を教育してしまうでしょう。しかしもしそうなれば、世代を越えて貧困が連鎖する事にすらなりかねません。

だから、そもそも結婚する前に、配偶者候補の方には「株式投資についてどう思う?」という具合に、投資やリスクについての認識、捉え方、考え方を必ず確認しておくべきでしょうね。そして万一ネガティブなら、まずは時間をかけて丁寧に説明・説得する。

その努力をある程度充分重ねた上で、それでも無理そうなら、、、その時はきっぱり「さよなら」すべきでしょう。あなたご自身の大切な将来と、あなたの未来の大切なお子様の運命がかかっているわけですから。ここには1ミリたりとも妥協は許されません。

(文: UEDA / 挿絵:αβγ)


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