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第84回 ゴールドの購入は、価格よりも比率で判断するべきである

ゴールド購入の是非は、価格よりも比率で判断するべきです。でないといつまで経っても買えません。「こんなに高くなっちゃったから買えない」ではなく、ご自分の資産の中で今現在どれくらいの比率でゴールドを保有できているのかを確かめて、買う買わないを判断すべきです。
もしもあなたのアセットアロケーション(資産配分)においてゴールドの比率があまりにも低く過ぎる(あるいは全く無い)なら、金価格が高かろうが安かろうが今すぐ買うべきです。
ではどれくらいの比率でゴールドを持つべきか?
あなたの全金融資産の最低でも 5%、出来れば 10%〜20%を私はお勧めします。私自身は平時が 20%、今現在のような臨戦時(米国株の過熱期)は約40%までゴールドの比率を高めています。
ただし私のように比率を意図的に変化させる行為は、あなたが上級者でない限りお勧めしません。
あくまでも 20%とお決めになったなら 20%になるまで買い、その後金価格の値上がりによって比率が自然に増えれば放置。金価格が値下がりすれば 20%を回復するまで買い増す。ゴールドについてはこの様な買い方が良い感じになりやすいと私は思います。
なるべく現物をお買いになることをお勧めしますが、もし現物を買うのが面倒くさい、あるいは現物だと買うタイミングが遅くなる、とおっしゃるなら、とりあえず手っ取り早く金ETF を買えば良いと思います。私のお勧めはティッカーシンボル GLDM です。米国株を買うのと同じ感覚で買えます。
なお、ゴールド現物を買いたい場合は『第78回 ゴールド現物の買い方』をご参照ください。
(文: UEDA / 挿絵:αβγ)
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