現在お買い物カゴには何も入っていません。

「日本人投資家は、米国株に投資するのではなく日本のために日本株に投資するべきだ」みたいな議論を私は最近拝読しました。今回はこの議論に真っ向から反論させていただきます。
先の議論は間違っています。大間違いです。米国株投資でご自分の資産を大きく増やせている人は、実は日本全体の富の増加に極めて極めて大きく貢献しています。
たとえば、私個人の今ある金融資産(米国株メイン)は、2025年11月15日現在ざっくり3億1千万円余りです。そのうち投資元本は、2020年1月〜2月に投資した8千万円ほどなので、残り2億3千万円は主に過去5年と9ヶ月の間の米国株の株価上昇(&円安)によってもたらされたものです。(中にはゴールドも結構含まれているので純粋な米国株のみのおかげではありませんが)
以上の事実が意味するところは、、、つまり私は、いわば米国株市場へ最初に8千万円投資した見返りとして2億3千万円分の富をアメリカ合衆国から(言葉は悪いですが)ぶん取って来た!ということです(笑)
私は自分の資産を(今の資産の自然増殖をあまり妨げない範囲で)取り崩して、そのお金を人生のお楽しみのために日本国内で日常的に使っています。つまり私がアメリカ合衆国からぶん取って来たお金の一部を日々の日本経済に回し、さらには日本国内の富の総額を増やす事に貢献しているわけです!
そして今後私がアメリカ合衆国からぶん取ってくる富の総額は、これから先もますます指数関数的に巨大化し続けていくことでしょう。
さて、『デジタル赤字』という言葉があります。
この『デジタル赤字』とは、私たちが日々米国企業のデジタルサービスを利用する事によって、日米間に生じる日本側の貿易赤字のことです。
私たちは普段から、たとえばスマホでは iPhone や Android を使い、YouTube で動画を視聴たり、Netflix や Amazon prime で映画やドラマを鑑賞したりしています。私たちがこれらのサービスのために支払ったお金、つまりこれらの事業収益のほとんどは、アップル社やグーグル社やネットフリックス社やアマゾン社、その他の米国企業に持っていかれるわけです。
私たちにとってこれらのサービスは、もはや日常において欠くことが出来ません。つまり、宿命的に私たちはこれからも、以上のようなデジタルサービスを日常的に使い続け、日々対価を米国企業に支払い続けることになります。これによる日本側の対米貿易赤字の総額は莫大であり、しかもこの赤字は(一時的なものではなく)永続的でもあるわけです。これはつまり日本の富がアメリカに長期間に渡って延々と流出し続けていく(吸い取られ続けていく)ということです。
しかし! 私たちには「米国株投資」という手があります! 米国株投資を通して、たとえばアップル株やグーグル株やネットフリックス株やアマゾン株その他の米国企業の株を買って株主になることができます。つまりこれらの米国企業群のオーナーになることができるわけです。S&P500なら、それら全てが自動的に買えています。つまり私たちは株主としてこれら米国企業の果実を(逆に)頂戴することが出来るのです。
私も米国企業のデジタルサービスを日常的に利用しますから、私のお金もアメリカ合衆国に日々移動してしまっています。しかし、これら米国側に渡る金額など「スズメの涙か?」と思えるほど、私は米国株投資を通してアメリカ合衆国から莫大な富をぶん取って来ています。少なくとも私という人間については日米貿易収支は圧倒的な日本側(私)の超絶大黒字です。
皆様もぜひ、米国株の長期投資で成功なさってください! そして儲かったお金の一部は(食事でも旅行でも何でもいい)日本国内で消費して人生を大いに楽しんでください。これこそが日本の大問題「日米間の莫大なデジタル貿易赤字」を解消する最高の方法ではないでしょうか。あなたには、米国株投資で成功して、お金持ちになって、お金を日常的にたっぷり使って人生を楽しむ義務があるのです! 日本国のためにも。日本国民みんなのためにも。
(文: UEDA / 挿絵:αβγ)
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