長期投資に挫折する人は、向こう数年のうちに、かなりの割合で出るのではないか? と、私は危惧しています。もちろん今現在、新NISAで積立投資を実行できている人々の中から挫折する人が出るだろうという事です。なぜなら、まだまだ投資哲学や投資観を持たずに、やり方だけ教わってやっている人が大多数であると思うからです。そして恐らく挫折するきっかけは、米国株市場の大きな変調、すなわち暴落だと思います。
でもたとえこの先、何度挫折してしまった(暴落で怖くなって損切りしてしまった)としても、再び立ち上がればいいのです。転ばないのが偉いのではありません。転んでも諦めずに立ち上がるのが尊いのです。挫折を経験することにより学べることもある。何度も挫折を繰り返すうち、ついには不動の信念を獲得するに至ることもある。私だって、投資の悟りに至るまでには長い年月と数々の失敗を重ねて来ました。
挫折しても、挫折しても、何度でも再び立ち上がれば良いのです。
とは言うものの、せっかくこのお金と投資の哲学公式ページを、今この瞬間に観てくださっているあなたには挫折ゼロで勝利に至る可能性の最大化を、私はこの記事で試みたいと思います。
と、いうわけで、、、ナポレオン・ヒル著作の「巨富を得る13の条件」の中から、私が一番大好きな次の一節をご紹介したいと思います。私の著作の「父から娘に贈る13の…」の13は、実はこの本の13にあやかったものです!
その一節とは、、、
第一章 願望 の「残るしかない」と願望を絞り込む の最後のところです。
『富に対する願望(求める心)が執念となると、それを獲得する手段をついには見い出すことができるが、そうなったら、あとは執拗なまでにそのプランにかじりつくことが大切なのである。
そして、そのプランが失敗することなどはありえない、という不退転の決意で臨むことによって、必ず富を獲得することができるのだ。』
ナポレオン・ヒル著「巨富を得る13の条件」より
この一節でお分かりでしょう。必ず成功する人とは、富に対する執念によってそれを獲得する手段をついに見い出したあと、①執拗なまでにそのプランにかじりつく事ができた人であり、②そのプランが失敗することなどはありえない、という不退転の決意で臨むことができた人です。
私が上で引用したナポレオン・ヒルの一節を何回も何回も何回も何回も、それこそ憶えてしまうくらい繰り返し読み返してください。ついには言葉に魂が宿り、言葉が熱を発し始めるくらいに。そうすれば、あなたが米国株長期投資に成功する確率は間違いなく爆上がりすると私は思いますよ。
(文: UEDA / 挿絵:αβγ)
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