これは言わば基本中の基本なので、改めて言うまでもない事かも知れません。それでも何度でも繰り返し強調しておこうと思います。ご自分の資産やご自分が経営する法人の資産を運用して増やすにあたり、某大手N証券などのような証券会社の人、つまり証券マンに運用をお願いする選択は本当に悪手です。極めて悪手です。何度も繰り返しますがマジ勘違いしないでください。彼らは顧客の資産を増やすプロではありません。彼らは彼らが勤務する証券会社が儲かる金融商品を顧客に売りつけるプロです。
彼ら証券マンは確かに知識量は多いし、わりと的確な情報を持っていたりします。たとえば今現在(2025年12月時点)の米国での AI バブルについての事情について結構詳しかったりします。それらの情報は確かに興味深くて面白く、私たちの知的な好奇心を満たしてくれるかも知れませんが、現実に顧客の資産を増やすにあたって(言ってしまえば)あんまり関係ありません。と言うか(たぶん)全く関係ありません。
彼ら証券マンの知識や情報は、顧客の資産を増やすための知識や情報ではありません。そうではなく、顧客に「さすがプロ!」と思わせ、顧客を信用させ、彼ら証券マンが勧める金融商品を買わせるために(言わば)顧客を幻惑させる目的で顧客に見せびらかすための知識や情報なのです。
百歩譲ってもしも彼ら証券マンが100%良心的であったなら、絶対に(手数料だけやたら高い)アクティブファンドなど勧めないはずです。その代わりに結局は何らかのインデックス、あるいは複数のインデックスのコンビネーションを勧めるでしょう。そこにもしゴールドも含めるなら、なかなか投資センスの良い証券マンと言えますね!
しかし、しかしですよ。それならわざわざコストの高い彼ら証券マンなどに頼まなくても、楽天証券か SBI 証券のような優良なネット証券で個人口座あるいは法人口座を開設して、ご自分でインデックスに連動する ETF なり、ゴールドに連動する ETF なり、かの超有名な eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) みたいな手数料が安くて良質な投資信託に(ご自分で)投資すれば良いだけのことです。
興味深いことに、案外やり手の(優秀な)経営者の人ほど、某大手N証券みたいな所に法人資産の運用を任せちゃう人が多いようです。彼らやり手の経営者の皆様は(経営は優秀だけど)残念ながらご存知ない人が本当に多い。以前私が記事に書いた「第94回 金融のプロほどプロの名に相応しくないプロはない」という真実を。
(文: UEDA / 挿絵:αβγ)

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