家を建てたり買ったりするのなら、ご自分の給与収入で無理なく支払える(固定金利による)毎月のローン返済額をまずは決定するべきです。そして、決定した毎月のローン返済額から逆算して家の建築総額あるいは購入総額を決めるべきです。
もし、そうして導き出した総額では「思う通りの家が手に入らない!」というのなら、そもそもその家は、あなたの身の丈に合っていないということです。どこかのキャッチフレーズみたいに「年収の何倍」とかみたいないい加減で杜撰(ずさん)な基準で購入総額(借り入れ総額)を絶対に決めてはなりません。そんな事をしたら(たいてい過大な借り入れをしてしまうので)あなたは一生『銀行の奴隷』確定です。
そもそも充分なご自分の株式資産がいまだ築けていない人が家を建てたり買ったりするのは、私は絶対反対です。なぜなら(世の中の大多数が当たり前に実行してしまっている)この所業を一度でもやらかしてしまうと、お金持ちになれる可能性が完全に潰されてしまうからです。
もしも現時点3千万円分の株式資産が築けているのなら、3千万円までの借り入れは比較的安全だと私は思います。
よほどの例外を除き不動産を現金で買う事は悪手です。たとえ買えるお金があっても、自分のお金は使わず銀行から借り入れた『他人資金』を使うのが正解です。自分のお金は、家を手に入れる事には使わず温存して株式で運用すべきです。
返済期間は長ければ長いほど良い。長くする事でたとえ返済総額が膨らんでも構いません。返済総額の圧縮よりも毎月の返済額を圧縮する事ほうが遥かに遥かに大切であり最優先事項です。
これからインフレが加速することは分かり切っているので、現在(2026年1月)においてはローン金利は変動ではなく絶対に固定にしなければいけません。目先の金利の安さに幻惑されて変動金利を選択してしまうことの決して無いように、本当に注意してください。
建てるにしろ、買うにしろ、家を手に入れる事とご自分の資産形成( = お金持ちを目指す作業)とは、必ず両立させなければいけません。もし両立出来ないなら、家を手に入れる事は待つべきです。まずは資産形成が先です。せめて2千万円分以上の株式資産が築けたのなら、家を手に入れる事を検討し始めても良いと私は思います。
いずれにしろ、①余裕のある資金計画と、②いかに良い家を手に入れるかについて、①②両方ともしっかりと調べて、勉強して、他人の意見を参考にしつつも、あくまでもご自分の頭でしっかりと考えて、最終的には100%自己責任でご自分で決断し実行すべきです。
(文: UEDA / 挿絵:αβγ)

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